ジュエリーとアクセサリーの違いについてご存知ですか?
ネットでも実店舗でも色んなものが購入できるからこそ、「身につけるものをしっかり選びたい」と考えている人も今では多いですよね。
しかし、そのような方のなかでも、ジュエリーとアクセサリーの明確な違いについて知っている方は少ないのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、ジュエリーとアクセサリーの違いについて詳しく解説します。
まずは、ジュエリーについて解説します。
ジュエリーとは?

ジュエリーとは、貴金属や天然宝石類を加工して身につける装身具を指します。
ちなみに、日本ジュエリー協会によると貴金属の定義は、以下の通りです。
一般に、金(Au)、銀(Ag)と、プラチナの仲間である白金族の6種類、プラチナ(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)の合計8種類を貴金属と称しています。 希少であり、加工性がよく、化学的に安定していることなどが貴金属といわれる所以です。 貴金属のうち、金、銀、プラチナは、主材料としてジュエリーに用います。パラジウム、イリジウム、ルテニウムは割金(わりがね)としてジュエリーの素材に用います。ロジウムは、めっきの材料として重要です。オスミウムは、現在ではジュエリーにもめっきにも用いません。
引用元:https://jja.ne.jp/aboutjewellery/aboutjewellery_inner05.html
また天然宝石は、自然界で採掘された鉱物や有機物を指しています。
その鉱物や有機物のなかでも、人の手が一切加わっていないものだけを【天然宝石】と呼んでいるのです。
またジュエリーは、比較的に高価で資産価値があるのも特徴に挙げられます。
次は、アクセサリーについて解説します。
アクセサリーとは?

アクセサリーとは、リング・ブレスレット・ネックレスをはじめ、帽子や靴などの身につける装身具を指しています。
素材に制限がないので、真鍮・合金・布・革など、さまざまな素材で作られているのが特徴です。
次は、ジュエリーとアクセサリーの違いについて説明します。
ジュエリーとアクセサリーの違い

ジュエリーとアクセサリーの違いは、貴金属や天然宝石を素材に使っているかどうかです。
前述のように、リング・ブレスレット・ネックレスなどを総称してアクセサリーと呼ぶと解説しました。
そのアクセサリーの素材が、貴金属や天然宝石だと「ジュエリー」と呼ばれます。
次は、ジュエリーの書類を紹介します。
ジュエリーの種類
ジュエリーには、下記の種類があります。
- リング
- ネックレス / ペンダント
- ブレスレット/ バングル
- ピアス / イヤリング
まずは、リングについて説明します。
リング

リングは、指に装着するタイプの円形のジュエリーです。
素材はゴールド・プラチナ・シルバーが主流で、下記の種類のリングがあります。
リングの種類
| 種類 | 説明 |
|---|---|
| エンゲージリング | プロポーズの際に贈る指輪 |
| マリッジリング | 結婚の証として薬指に装着する指輪 |
| ファッションリング | ファッションを目的にして服と合わせて装着する指輪 |
| シグネットリング | 紋章や指紋などを刻印する指輪 |
| ピンキーリング | 小指に装着する指輪 |
| メモリアルリング | 故人や亡くなったペットの遺骨や遺灰を納める指輪 |
リングを各指に付ける意味
また、どの指に指輪を装着するかによって、それぞれの意味が異なります。
| 指 | 左手に付ける意味 | 右手に付ける意味 |
|---|---|---|
| 親指 | 信念を貫く | 指導力やリーダーシップ向上 |
| 人差し指 | 積極性・行動力アップ | 集中力・目標達成力アップ |
| 中指 | 直感力アップ | 邪気を払う効果がある |
| 薬指 | パートナーとの愛情の違い | 創造力アップ |
| 小指 | 幸運を高める効果 | 魅力アップ |
次は、ネックレスやペンダントについて解説します。
ネックレス / ペンダント

ネックレスやペンダントは、首元にチェーンをかけて鎖骨〜胸元に付ける装身具です。
ちなみに、ネックレスは首にかける装身具全般を指し、ペンダントはその先端に装着するトップ部分を指します。
各ネックレスの名称
またネックレスは形状・長さによって、名称が異なるのが特徴です。
| 名称 | 長さの目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| チョーカー | 約35〜40cm | 首にぴったり沿う短いタイプのネックレス |
| プリンセス | 約40〜45cm | 最も一般的なペンダントの長さのネックレス |
| マチネー | 約50〜60cm | 鎖骨の下から胸元までの長さのネックレス |
| オペラネックレス | 約70〜90cm | 観劇や夜のパーティ向けの存在感があるネックレス |
| ロープチェーンネックレス | 約100cm以上 | ロープのような捻れたデザインが特徴のネックレス |
これらのことから、どのようなシーンでネックレスを身に付けたいのかを考えた上で選ぶといいでしょう。
次は、ブレスレット・バングルについて説明します。
ブレスレット / バングル

ブレスレットやバングルは、手首に付ける装身具です。
リングやペンダントに比べて控えめな印象のため、男女問わず身に付けられることが特徴と言えるでしょう。
そのため、普段ジュエリーやアクセサリーを身につけない方にも、身近なアイテムになっています。
ブレスレットとバングルの違いは、留め具が付いているかどうかです。
留め具が付いているものがブレスレット、留め具が付いていないのがバングルです。
次は、ピアス・イヤリングについて解説します。
ピアス / イヤリング

ピアス・イヤリングは、耳に装着するタイプの装身具を指します。
この2つの違いは、耳たぶ等にピアスホール(耳にあける穴)が必要かどうかです。
ピアスホールが必要なのがピアスで、耳の穴を通すのが特徴になっています。
イヤリングは耳に挟むタイプになっているのが特徴で、耳に穴を開けたくない方にはうってつけです。
その一方でピアスは、ピアスホールを通すため、イヤリングに比べて落ちにくい・無くしにくいと言えます。
最後は、この記事のまとめです。
まとめ
ジュエリーとアクセサリーの違いは、貴金属や天然宝石を素材に使っているかどうかです。
貴金属や天然宝石を使っているものをジュエリーと呼び、それを含めた装身具全般をアクセサリーと呼びます。
イメージとしては、アクセサリーという大枠の中に、貴金属や天然宝石を使用するジュエリーというジャンルがある感じです。
そのジュエリーには、リング・ネックレス・ペンダント・ブレスレット・バングル・ピアス・イヤリングといったさまざまな種類があります。
なので、ジュエリーを選ぶ際には、どの種類のものが好きなのかだけではなく、どのようなシーンで使いたいのかのも考えましょう。
そうすることで、より良いジュエリーに出会いやすくなりますよ。
